アスベスト(石綿)による健康被害の広まりを受け、佐賀県鳥栖市が実施した住民対象の健康診断で、石綿製品製造工場に勤務した元従業員の家族の約1割に石綿による肺疾患の疑いがあることが28日、厚生労働省の専門家会議(座長、土屋了介・国立がんセンター中央病院副院長)で報告された。同会議のメンバーで、今回の診断にあたった産業医学総合研究所の森永謙二部長は「従業員家族としては高率だが、工場の敷地内に社員寮があったという特殊事情もあり、他地域でも当てはまるとは思わない」と話している。詳しくはココ(毎日新聞)